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中日中村紀洋内野手（３３）の実戦復帰は２３日のウエスタンリーグ・ソフトバンク戦（ナゴヤ）
になる可能性が１８日、高くなった。右太もも裏肉離れで６日に出場選手登録を抹消されて
２軍でリハビリと調整を続けてきたが、この日、ナゴヤ球場での練習後にけがの回復を
アピール。次に地元名古屋で２軍戦が行われる２３日にも試合に出場する。
うずうずしていた。約２時間半の練習の最後に１５メートルダッシュを４本繰り返した。１１日の
ティー打撃、１６日の特守に続き、ついに全力疾走も解禁。「状態は上がっているよ。
（ダッシュは）もういける。もう全部できるよ」と力強く話した。すでにリハビリメニューは卒業。
けが人ではない。中村紀は「試合に出たい気持ちがある。もう少しだと思います」と話した。
辻２軍監督は「週末の試合？ 本人がやるというなら」と実戦復帰へ本人の意思を尊重する
考えを示した。
首脳陣は、中村紀に２軍の試合に出場させてから１軍に昇格させる方針。辻２軍監督は
「練習と試合は違う。１度、試合に出してからじゃないといけない」と話した。２軍はこの日、
１９日からの阪神３連戦（鳴尾浜）に備えて遠征に出発。中村紀は、遠征に帯同せずに
名古屋に残留した。２３日の試合までは屋外でのフリー打撃や守備練習などをこなして、
実戦感覚を取り戻す予定を立てている。
ウッズ、中村紀、荒木、李と現在、開幕スタメンから４人の名前が先発メンバーから消えている。
落合監督はこの日「やり繰りが大変？ そのための７０人枠。準備はしている。想定内だよ」と
話したが、１軍は最近４試合で４得点と攻撃力が低下しているのも事実。懸案事項の破壊力
アップへ、まずは２軍での実戦復帰で、中村紀が復活への第１歩を踏み出す。
ソース：nikkansports.com
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