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サービス精神たっぷりの女優さんだ。こちらが何げなく投げかけた質問も丁寧に拾って
お話を展開してくれる。バラエティーに引っ張りダコな理由もよく分かる。今度は主演映画に初挑戦だそうだ。
初めての「主演映画」、舞台でいえば「初座長」―さぞかし気苦労が、と聞いたら、こう言った。
「それが、他の役者さんやスタッフさんは、私より先に現地（沖縄）入りしていて、
もうみなさん打ち解けていらした。後から私がみなさんの輪の中に入れてもらったカンジだったので、
気苦労どころか、私がみなさんに支えられたというのが実感です」
話題の映画は「アコークロー」（１６日からシアターＮ渋谷ほか全国順次公開）。
沖縄地方に言い伝わる妖怪・キジムナーに材を取った怖い話だ。
「実は怖いのが苦手で、今度の台本もひとりでは読まないようにしてました。
出来上がりの映画も試写会で大勢と一緒に見たぐらい。もしひとりで見ていたら、スタートから２～３分で“キャーッ”ですね」
●経歴
１９７８年９月、大阪府出身。高校在学中に「ｍｃシスター」のモデルに選ばれ、以後８年に
わたって多くのファッション誌で活躍した。０３年「帰ってきたロッカーのハナコさん」（ＮＨＫ）で女優に転身した。
「ＮＨＫには毎日、“怒られ”に行っているようなものでした。女優の仕事って、
それまでやっていたモデルの仕事とは正反対で、戸惑いの連続でした」
●バラエティー
女優はもちろん、バラエティーでの活躍も目立つ。３月までオンエアされた
「恋愛部活（ラブカツ）」（日テレ）では自身の恋愛事情もあけすけにしゃべった。
「私って“オン・オフ”のない人間なんです。“きょうは仕事だから”とか“バラエティーだから
面白いことしゃべらなきゃ”なんて特に意識しない。それがみなさんに気軽に見ていただける
原因かもしれませんね。もっとも、『ラブカツ』の時は、さすがに事務所と相談しました。
で、“せっかくそういうお仕事の話をいただいたんだから、正直にお話ししよう”ということで……」
●自己分析
ノーテンキ。
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