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日本サッカー協会は15日、カナダで30日に開幕するU―20W杯の代表21人を発表した。
チームの中心となるMF柏木陽介(19=広島)には、マンチェスターUやマルセイユなど
欧州のビッグクラブが興味を示していることが判明。複数クラブのスカウトが獲得リストに
入れていることを明かしており、欧州移籍への“登竜門”となる大会で本格的な争奪戦が
ぼっ発しそうだ。
U―20W杯は各国の若手が世界に実力を示す絶好の機会だ。01年大会(当時はワールド
ユース)はアルゼンチン代表のサビオラが大活躍してバルセロナへ移籍。小野や平山も、
この大会をきっかけに海外移籍の道を開いた。
「楽しみ。これから目指しているところに行くためには通らなくちゃいけない大会」。
今回、順当にメンバー入りした柏木も目を輝かせた。
柏木が欧州のクラブから注目されるようになったのは、今月上旬にフランスで開催された
トゥーロン国際大会だった。将来有望な若手を発掘しようと各クラブのスカウトや代理人が
集結した大会で、先月31日のU―21ドイツ代表戦では2得点に絡んでチームを逆転勝利に
導いた。マンUのスカウトは「柏木は私のお気に入りの選手」と打ち明け、マルセイユの
強化担当も「日本の選手を見にきた」と熱視線を送った。
昨秋のアジアユース選手権では、3得点4アシストの活躍で準優勝に貢献。所属する広島でも
昨季途中から先発に定着し、4月のA代表候補合宿にも「2段階飛び級」で招集された。
精度が高い左足のキックを武器に創造性あふれるプレーを見せる一方、豊富な運動量で
守備にも奔走する。「走れるファンタジスタ」はオシム監督にも高く評価されている。
U―20日本代表の吉田監督は大会の目標を「まず1次リーグ突破」と設定したが、柏木は
「ベスト8以上。ベスト4にいければ」と強気。各クラブが若手選手の本格的な調査に乗り出す
大会で日本を上位まで導いた時、柏木争奪戦も一気にヒートアップする。
ソースはURLリンク(www.sponichi.co.jp)
サンフレッチェ広島 柏木陽介 URLリンク(www.sanfrecce.co.jp)