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警視庁ファイル流出…正道会館ナンバー2怒りの激白 (ZAKZAK)
警視庁北沢警察署の巡査長(26)が起こした、約1万件の捜査資料流出問題。
その中に、K-1創設者で法人税法違反などで実刑判決を受け、
現在、東京拘置所に収監されている正道会館の石井和義元館長(54)の
名前があったことが、意外な波紋を広げている。
暴力団関係者の携帯電話番号リストに石井元館長のものとあった番号は、
正道会館の中本直樹館長代行が長年使い続けるもの。
「本当に迷惑な話」と北沢署に抗議したのだ。
「10年ほど前、石井元館長が活動拠点を東京に移し、新しい携帯を持ったんです。
それで私が携帯を引きつぎ、仕事で使い続けていた。だから名義は石井さんのままなのです」
なぜ、流出リストに、番号が掲載されたのか。
中本氏は「石井さんがK-1プロデューサーとして、どんな活動をしていたのか
細かいところはよく分かりません。
ただ、食事の席などで、いろいろな人を紹介されることはよくある。
たまたま名刺交換でもした人に、そういう人(暴力団関係者)がいたのでは?」と推測。
問題のリストに記載された石井元館長の住所も、「大阪時代の公団住宅です」という。
だが、同じく流出した資料のなかには、ある暴力団幹部が、00年秋の一時期、
電話をかけた相手の記録も含まれる。中本氏にも4回電話をかけたとの記録があるのだ。
「7年も前でよく覚えてはいません。その人の名前に聞き覚えもない。
ただ、当時、私もK-1の手伝いはしていて、知り合いを通じてチケットを
取ってほしいという依頼がよくきていた。おそらくそういう電話だったのではないか」と語る。
中本氏は「個人情報の保護が重要視される時代に、本人もいないとき、
こちらにもあらぬ疑いがかかるような形で、警察が情報を流出させたことは本当に心外です」と憤る。
北沢署に電話して説明を求めたが、「何を聞いても『それは調査中なので』としかいわない。
上からそういえといわれているんだろうと聞いたら『そうです』と。
迷惑をかけたことが判明したら、後で詫びに行くとはいっていたけども…」。
URLリンク(www.zakzak.co.jp) ※一部抜粋