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シンガー・ソングライターさだまさし(55)の原作で映画化され、現在公開中の
「眉山-びざん-」が今度は舞台化されることが分かった。東京・明治座で
12月公演として上演される。
「眉山」は「精霊流し」「解夏(げげ)」に続いて映画化されたさだ作品だが、
さだ原作が舞台化されるのは初めて。作品は、故郷徳島で末期がんと闘う
母親が自分に黙って「献体」を申し込んでいたことを知った娘が母親の過去、
思いをたどる感動作。映画では、徳島名物の阿波おどりのシーンなど、
ふんだんな現地ロケでも話題になった。女性客を中心に動員を伸ばしており、
これまで興行収入10億円を超えるヒットとなっている。
関係者によると、今回は、母親の視点から全体を構成し直し、約3時間のドラマに
仕立てるという。映画で母親役を演じた宮本信子(62)がそのまま舞台でも主演、
娘役は映画「解夏」に主演した石田ゆり子(37)に決まった。
宮本は、夫の伊丹十三さんが亡くなった1997年以降、映画から遠ざかっていたが、
この原作を読んで出演に応じた思い入れの強い作品。初登場となる明治座でも、
熱演が期待される。
脚本は「恋ぶみ屋一葉」「信長」など、主に松竹作品を中心に人情の機微や
ドラマチックな構成力に定評のある齋藤雅文氏が担当、栗山民也氏が演出を
手がける。また、さだが舞台のための音楽を書き下ろすのも大きな話題。
さだにとっても初めての自作の舞台作品だけに、じっくり構想を練っているという。
公演は12月2日から23日まで。
ソースはURLリンク(www.chunichi.co.jp)
映画「眉山」公式 URLリンク(bizan-movie.jp)