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済州道西帰浦市の公務員らは、今月29日に同市のワールドカップ競技場で開かれるサッカー韓国対
イラク戦の入場券販売を強制されたとして、反発を強めている。
公務員労組西帰浦市支部は13日、「済州道が入場券2万3000枚のうち、西帰浦市に2万枚、済州道に
2000枚、済州市に1000枚を割り当て、公務員に販売するよう求めた」との声明を発表した。同声明は
「割り当てられた入場券を消化するため、家族や知人、友人らに売り付けざるを得ない」とした上で、
給与から代金を徴収するケースもあると主張した。
労組西帰浦市支部は、入場券の割り当て販売に関し、これまで済州道に何度も対策を要求したが、
対策どころか部署当たり1000万ウォンに上る入場券が割り当てられたと嘆いた。また、ワールドカップ
競技場が西帰浦市に移管されたことを理由に、済州道が西帰浦市にだけ入場券販売を強制的に割り
当てたと指摘した。
そんな中、一部公務員が割り当てられた入場券を公共工事の請負業者や公共団体などに「丸投げ」
するケースも出ている。カン・チャンヨン公務員労組西帰浦市支部長は「売れなかった入場券は返納
できるようにして、公務員が割り当てられた入場券を自費で購入することがないようにする」と話した。
これに対し、済州道は「他の地域との競合の末に誘致した『Aマッチ』(最強メンバーで構成した国家
代表による試合)である上、地域のスポーツ産業育成のために避けられない措置だ」と説明した。
オ・ジェヨン記者
2007/06/14 17:01:23
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