07/06/14 15:50:00 0
思いもよらない大ごとになってしまった。TBSがやった“ハニカミ王子”石川遼クンへの
えげつない取材方法への批判が、燎原(りょうげん)の火のごとく燃え広がった。
ひとつは盗聴問題。ラウンド中の石川の声を取ろうと、同伴競技者にマイクの装着を依頼したことだ。
昼の情報番組「ピンポン!」のスタッフが仕掛けたものだが、同番組の総合司会を務める
福沢朗キャスターは「ルールを逸脱した、あまりにも非常識な暴挙です。
信頼していた友人に裏切られた気持ちです」と涙の謝罪。福沢キャスターの降板、
同番組の打ち切りという絶望的な状況にもなってきている。
ところで、TBSの石川取材をめぐるチョンボはもうひとつあった。
同局の看板番組「NEWS23」のキャスターを務める膳場貴子(32)が書いた“レター”を
番組スタッフが石川に渡そうとして制止された一件だ。TBSはなんの問題意識もないまま、
このシーンを「NEWS23」で堂々とオンエアしている。
「膳場がレターに書いた内容は“……ゴルフはもちろん、勉強に遊びに恋にいろいろ
経験をつんで、ますます素敵なゴルファーになって下さい”といったたわいもないもの。
TBSにすればこのレターで石川が反応してくれて、その絵(映像)が撮れればもうけモノ
という狙いだったんでしょう。いまの石川の状況でこのやり方は姑息ですよ。
メーンキャスターを使って引っかけてやろうという手段は盗聴より悪質だと思う」(他局プロデューサー)
知らないまま矢面に立たされた福沢が涙の謝罪と番組降板まで示唆したのに対して、
直接関与した膳場がまるで他人事のようにケロッとしたまま。
「膳場からすれば、番組の指示に従っただけの私のどこが悪いの、何で謝らなきゃならないの
という感覚でしょうね。なにしろ、プライドと気の強さで生きてきた人ですから……」(芸能記者)
女子学院から東大医学部を経てNHK入局。静岡放送局から、当時の海老沢会長直々の
お声がかりで東京勤務へ。「おはよう日本」「プロジェクトX」の人気番組に抜擢され、
紅白歌合戦の司会者にまで指名されれば、人を見下すような態度、
ちょっとした言動にプライドの高さがのぞくのも仕方ないのかも知れないが……。
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