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アニメの次は「Visual Kei」。日本のビジュアル系バンドが欧米で人気を集めている。
化粧をするなどした中性的な美形男性バンドのことだが、フランスでは大手ファッション誌
が特集を組み、米国では日本のバンドによる公演が超満員に。
「ドイツでビジュアル系が話題になり始めたのは約1年前です。
『美少女戦士セーラームーン』以来、日本のアニメがブームになっていて、そのファンが
ビジュアル系に着目した」そう話すのは、独の映像監督、マークス・フィンクさん(36)。
若者文化を題材にしたドキュメンタリー番組撮影のため、ビジュアル系の大ファンという
若い男女6人とともに先ごろ来日し、東京に滞在して取材活動を行った。
新宿の百貨店のビジュアル系ファッション売り場を訪れ、日本のファンとも交流した。
6人はネットのファンサイトを介して知り合った友人同士。ビジュアル系の本場に行きたい、
と応募したという。
女子大生のミカイリナ・クープさん(21)は「日本のバンドではマリス・ミゼルとディル・アン・
グレイが大好き。米とも欧州とも違う独特のファッションや音楽形態にひかれます」。
髪を明るい緑色に染めた男子大学生ベンジャミン・ランコートさん(24)は「日本のアニメ
で日本語が好きになって、こうしたバンドのファンになった」と話す。
一行は、豪華なファッションで話題を集める男性5人組バンド「ヴェルサイユ」のプロモー
ション・ビデオの撮影現場も訪れた。ボーカルのKamijoさんは「自分たちが独で知られ
ているとは…。心の底からうれしいです」と驚いた様子だった。
一方、米ロサンゼルスでは5月25、26日に、アリス九號(ナイン)や雅など日本のビジュ
アル系9バンドが出演するコンサートが行われた。参加者によると、4日前から劇場前に
行列ができる人気ぶりだったという。
先ごろ、大手ファッション誌ヴォーグの仏版が「Visual Kei」のファッションを特集するなど、
ブームはますます広がりを見せている。
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