07/06/10 16:59:44 0
前座15年。
落語界の最長前座記録を更新中だった落語立川流の立川キウイ(40)が
晴れて二つ目に昇進することが9日、分かった。
3度の破門を経て、家元の立川談志(71)が7月1日付の昇進を許した。
入門は90年。それ以前に弟子入り志願したが、談志は「100万円を貯金して来い」。
4年でためて入門したが、それが長い前座生活の始まりだった。昇進試験に失敗し、3度も破門の憂き目を見た。
99年ごろ、談志が石原慎太郎都知事の会合に前座を連れて行こうとしたところ、連絡ミスで集まらず激怒。
破門を言い渡されたが、1週間で復帰した。
00年に年金ならぬ談志への上納金の未納が発覚。月1万円を1年半も納めておらず、即座に破門。
コンビニのバイトで未納分18万円の3倍の約50万円を納め、1カ月半で復帰した。
02年に談志が「二つ目昇進への意欲が感じられない」とキウイら6人の前座を破門。
銀座のバーでアルバイトをしながら復帰の機会を待ち、2年後の一門新年会で復帰試験が行われ、
先輩の後押しで復帰を果たした。
通常は前座3~4年で二つ目に昇進するが、キウイは異例。
弟弟子で、91年入門の談慶、93年入門の談笑は真打ちに昇進している。
「くさって酒におぼれた時期もあったけど、あきらめたら負けだと思った」。
今年4月の昇進試験で内定を得た。その後「懐メロ50曲を歌えること」の条件も付けられたが、
立川流顧問の作家吉川潮氏の強い推薦で昇進が決定した。
「羽織・はかまも着られ、一人前に扱ってもらえる。万年二つ目はゴメンなので、早く真打ちになりたい」。
キウイの切実な願いだ。
nikkansports
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