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スコットランドプレミアリーグ・セルティックの日本代表ＭＦ中村俊輔（２８）が欧州を席巻だ。
７日に開幕したアディダス社主催の世界選抜戦『プレデターＶｓＦ５０』決勝大会の会場で、
俊輔が“話題の中心”となった。
今季の欧州ＣＬでセリエＡ・ＡＣミランを欧州王座に導いたアンチェロッティ監督は
「非常にいい選手。欧州ＣＬでも対戦したが、技術も高く素晴らしいプレーを見せていた」。
フランスリーグ・マルセイユの同国代表ＦＷシセも「ナカムラ？ もちろん知っている。
日本、いや欧州を代表する選手の一人といっていい」と言い切った。
俊輔がかつて在籍していたセリエＡ・レッジーナで、俊輔と入れ替わりで頭角を現した
イタリア代表ＦＷビアンキも「リスペクトしている。モルト・ベーネ（とてもいい選手）」と
あこがれのまなざしを向けた。
『プレデターＶｓＦ５０』には、昨年のＷ杯を最後に現役引退した元フランス代表ＭＦジダン氏ら
各国のスターが参加している。俊輔も世界的選手の一員として招待されていたが、日本代表に
専念するために辞退した。俊輔のいない会場で、絶賛の声がわき起こったのだ。
これまで欧州で知られる日本人選手といえば、元日本代表ＭＦの中田英寿氏が定番だった。
しかし、欧州ＣＬでマンチェスターＵ（イングランド）を撃破する衝撃ＦＫを決め、スコットランドの
個人タイトルも独占した男の注目度は上昇。イングランドプレミアリーグのトットナム、
アストンビラ、スペインリーグのＡマドリードなど各国クラブも獲得候補にリストアップしており、
存在感は増すばかり。
“日本のキング”として君臨してきた中田氏が引退した今、欧州では俊輔が“新キング”として
認知されたようだ。
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