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■河瀬監督“大根”ハセキョウを鍛える
「殯(もがり)の森」が第60回カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)に
次ぐグランプリ(審査員特別大賞)を受賞した河瀬直美監督(38)が7日、都内
で帰国報告会見を行った。主演のうだしげき(60)尾野真千子(25)とともに、
屋外で会見に臨んだ河瀬監督は、マイクを持つなり「あーあー本日は晴天なり」と
“関西のお笑いセンス”でアピール。グランプリ受賞については「ものすごい驚き
ではなかった」と話し、パルムドールにも「可能性は十分ある。黒澤明、大島渚の
次の世代と言われるようになりたい」と意欲をみせた。
認知症の男性(うだ)が妻の墓を捜して介護士(尾野)と森をさまよい、魂の
癒やしを求める同作は、国内での上映館が10館から28館に急増。商業的に難しい
と思われていたが、グランプリ受賞効果で注目を集めている。
次回作の主演には女優の長谷川京子(28)が決定したが「評価できるような
演技じゃない」と辛口評価。「ハセキョウを成長させたい」と“スパルタ演出”
も示唆した。「殯の森」は23日から全国で順次公開。
[ 2007年06月08日付 紙面記事 ]
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◆画像
笑顔でフォトセッションに収まる(左から)尾野真千子、河瀬直美監督、うだしげき
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