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今“旬”を迎えている魚といえばイサキ。各地で釣れているが、静岡・下田、須崎出船でも順調だ。タナさえ合
えば竿がしなること請け合い!(スポニチAPC 山本 有道)
須崎沖は1年中イサキが釣れることでおなじみだが、この時期はやはり違う。脂が乗り、でっぷり太っていか
にもおいしそう。刺し身、焼き魚、干物…どう料理しても初夏の味が堪能できる。釣り方は簡単。“イサキはタ
ナを釣れ”といわれるように、船長が指示するタナをきちんと守れば結果は付いてくる。その際、リールのカウ
ンターをあてにせず、ラインのマーカーで確認したい。例えばタナが30メートル、仕掛けの長さが6メートル
の場合は、35メートルほど沈め、コマセを出しながら30メートルまで上げる。そこで待つと竿先が…。
仕掛けは3本バリ。活性が高ければ4・5メートルでもいいが、ちょっと食いが渋めのときは長めに分があり6
~7メートル。それにハリ数も1~2本にした方がよさそう。またウイリーを使う人もいるが、須崎・光明丸の土
屋文男船長によると「卵を持ち始めるとウイリーもいいですが、オキアミの方が無難」とのこと。大型のイサキ
ほど賢く、疑似餌と見破ってしまうらしい。
釣行した日はウネリと西の風があり、ちょっぴり釣りづらい。おまけに潮も動いていない。土屋船長が「ここは
大型がよく釣れる場所」という好ポイントでも、あまり食い気を起こしてくれない。そんな中でも釣れてくるイサ
キは型がいい。ほとんどが30センチ前後で引きも素晴らしい。
オキアミ餌で順調に釣っていたのは三郷市の菅井伸夫さん(63=無職)。それも“一荷”が多い。「先週は
60匹。それに比べると食いが浅くバラシも多い」。一荷にするは、1匹掛かってからちょっと待ち、追い食い
させたとか。
イサキ釣りではマダイも期待できる。小型ながらいい引きを味わったのは富士宮市の藤和三さん(55=会
社員)だ。「マダイとイサキは好きな釣りもの。今が“旬”ですからね」と楽しんでいた。(以下略)
[ 2007年06月05日 ]
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