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FC東京のFW平山相太(21)が3日、東京学芸大との練習試合(45分×3本)に2本目の
サブ組で出場したが、41分に相手選手への乱暴な行為で退場処分を受けた。今年2月の
練習試合に続く今季2度目の大失態に、試合後は原監督からお説教を受けた。6日には
22歳の誕生日を迎えるだけに、平山は「大人になります」と苦笑いだった。
また、やってしまった。2本目の41分。相手DFともつれながら、敵陣右サイドのタッチライン
際に転倒。相手選手の足が自分の足と絡み合うと、ため込んだ鬱憤(うっぷん)が暴発し、
けりを見舞った。相手に当たらなかったというが、乱暴な行為に即座にレッドカードを突き付け
られた。
思うようなプレーができない。クサビのパスを受けても足元に収まらず、34分には馬場の
スルーパスに反応するも、シュートは枠を外れた。ハードな練習、継続的に負荷をかけ続けて
いる筋トレで体は重い。相手の厳しいマークにも苦しみ、イライラは募っていた。
格好のアピールの場にもかかわらず、平山は“自滅”。指揮官はピッチで約5分間、静かな
怒りを長身FWにぶつけた。
「自分で自分のチャンスをなくしている。イライラしても、悔しかったら2、3点決めればいい。
いま、何が必要なのか。何をすればいいのか。整理しないとダメだ」
ぶざまな行為以上に、チャンスをフイにしてしまう北京世代のエースを嘆いた。だが、そんな
お説教も強い期待の表れ。平山の“反撃”を、原監督は待っている。
ソース:東京中日スポーツ
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