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高河 ゆん
（こうが ゆん、本名：山田（旧姓:木村）理沙、1965年7月9日 - ）は日本の漫画家。
東京都品川区出身。血液型はB型。夫は漫画家のたつねこ。
東京都立三田高等学校卒業。世田谷区在住。一女の母。
元々は絶大な人気を誇った同人作家である。
主に二次創作（ファンフィクション）の作家として参加しており、そのジャンルとして
古くは『聖闘士星矢』や『キャプテン翼』『魔王伝』などが知られている。
オリジナル作品では『メタルハート』（光文社『コミックVAL』1986年11月号）で商業誌デビュー。
商業誌へデビューした後も同人創作活動は継続しているが、千蔵マキと組んでいた
同人サークル『夜嬢帝国』を解散し、彼女と別れた後から、しばしば商業誌の連載を休みがちになる。
それに伴い未完作品も多数ある。
本人が中学生当時、『週刊少年ジャンプ』で連載中だった車田正美の『リングにかけろ』の熱狂的ファンとなり、
毎日車田に「会いたい」という旨のファンレターを送り続け、根負けした車田はとうとう仕事場に呼んだそうである。
高河ゆんというペンネームも『リングにかけろ』の登場人物の高嶺竜児、
河合武士、剣崎順（じゅんのよみから）を合わせて名づけられたという噂で真偽は不明だったのだが、
ぱふのインタビュー(by三崎尚人@2006年9月号)にて「本来なら高河じゅんだが、高河ゆんにした。」と認める
発言をしている。
かつてコミックマーケット出展1回分の収益のみでマンションを一括購入し、税務署が会場に乗り込んできた
というエピソードがあるが、真偽の程は定かではない（ライバルサークルが高河のコミケ閉め出しを狙って
口裏を合わせ、ガセネタを流布したというのが真相と思われる）。
2005年現在は『コミックZERO-SUM』で『LOVELESS』を、『ZERO-SUM増刊WARD』で『天使庁』を連載中。
また、イラストレーターとしては、雑誌『ファウスト』にて、浦賀和宏の小説（獣シリーズ）のイラストを
担当したことが記憶に新しい。