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サッカーJ1・川崎のFW我那覇和樹が、規程で禁止されている静脈注射をしたとして、
出場停止処分を受け、川崎に制裁金が科された問題で、この措置を行った川崎の担当医が、
Jリーグに制裁の取り消しと判定のやり直しを求める申し入れ書を代理人を通じて送付して
いたことが30日、明らかになった。
申し入れの理由については、「制裁は、世界反ドーピング機関(WADA)の規程を誤って
解釈、適用したため」などとしている。
担当医の代理人によれば、WADAは今年1月の規程変更で、「医療目的での静脈注射の
使用は現場の医師の判断に任せるべきだ」との考えから、2006年版の規程にあった「正当な
緊急の医療行為を除き、静脈内注入は禁止される」という文言から、「緊急の」という言葉を
削除した。それにもかかわらず、Jリーグがこの変更を適用しないで裁定を行った、という。
Jリーグのドーピング禁止規程では、「WADAが世界アンチ・ドーピング規程を変更した
場合には、自動的に更新される」としているが、Jリーグが制裁決定時に出した発表文では、
今回の担当医の措置を「緊急かつ合理的な医療行為とは認められず、ドーピング禁止規程
に抵触することを確認した」としている。
こうしたことから代理人は、「緊急性」の要件を加えて行った判定は、「効力のない06年の
規程に依拠したのは明らか。制裁の前提となる規程を取り違える重大な誤りがあり、やり
直すべきだ」と主張している。
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