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6月1日に開幕するキリン杯の日本代表メンバー27人が発表され、海外からはセルティックの
MF中村俊輔(28)ら3人が選ばれた。26日にスコットランド杯決勝をダンファームリンと
戦った中村は優勝に貢献したものの、試合中に右足首を負傷。1日のモンテネグロ戦への
出場は困難な見通し。シーズン10冠の代償は大きかった。
日本に帰国するためグラスゴーの空港に姿を見せた中村は、右足をかばうそぶりを見せながら
険しい表情で切り出した。
「歩いていても痛い。飛行機に乗って腫れると思う。試合に間に合えばいいけど、思ったより痛い。
治療しつつ様子をみる。最初の試合は結構きついかも」。
キリン杯のメンバーには選ばれたが、1日のモンテネグロ戦の出場が厳しいことを自ら明かした。
機内でも氷をもらってアイシングを続けなくてはならないほど状態は悪いという。
負傷したのはダンファームリン戦の後半25分だった。パスを出した後に相手のスライディングを
受けて、右くるぶしの下のあたりをひねった。試合は個人タイトルも含めて今季10冠目が
かかっており、気力でプレー。40分には決勝点につながる縦パスで優勝に貢献したが、
代償は大きかった。
「無理して試合に出て悪くなって、その後に響いてもいけないし、もしアジア杯に出られるなら、
そこに響いてもしようがない」。
日本代表のオシム監督はキリン杯を7月のアジア杯に向けたテストととらえている。
特に海外組は周囲とのコンビネーションを築き上げねばならず、1試合でも出られないのは
マイナスだ。
「このケガがシーズンの終わりだから良かったのかは分からないけど、途中の方が良かった
のかも…」。
10冠の勲章を手土産に凱旋するはずが、思わぬ難題に頭を抱えた。オシムジャパンの
中心的な存在として期待も大きかっただけに、帰国後の患部の状態が気に掛かる。
ソースはURLリンク(www.sponichi.co.jp)