07/05/27 01:01:30 0
問題の川上の使用済みとされる“穴あきソックス”がインターネットオークションに出品されたのは
16日のことだ。入札開始価格は5000円に設定され、5750円→6000円と上昇。23日の
最終落札価格は6250円だったという。出品者はインターネット上で「宿泊していたホテル関係者
から頂いたものです。そのホテル関係者は球団スタッフより頂いたものだそうです」と入手経路も
説明していた。
これを知った川上は困惑した。「確かにこのソックスは、ボクが使ったものだと思う。でも自分が
履いたものを球団スタッフに渡したことはないです。普通、穴のあいたソックスを人にあげるなんて
ありえないでしょ。確信はないけど、北谷球場か宿舎のゴミ箱から誰かが持ち出したんじゃ
ないですかね。あくまで真偽は分かりませんけど、ボクにとっては、こんなモノをオークションで
金儲けされるより、捨てたモノを持っていかれた方が嫌ですね」
川上の証言から判断すれば、このソックスは何者かが処分されたものを持ち出した可能性が
高いことになる。それだけに川上は「捨てたものだからいいってことじゃないと思う。他人に
見られたくなかったり、知られたくないものってあるでしょ。こういうものを裁断しようにも
できないし・・・。ボクの知らないところでこういうことをされるのは気持ち悪いですね」と
“プライバシー侵害”も口にしたほどだ。
この件に関して落合監督は「こんなのは氷山の一角だろう。(選手の)知らないところで行われて
いることだ。法律家に聞かないと、オレには分からない」と話した。だが球団幹部は「今後は
こういうことがないように不要なモノは選手達にまとめて処分するように注意することも検討する」
と対策に動く構えだ。この日、今季3勝目を挙げた川上は「だいぶ出遅れているので、どんどん
勝って、チームに貢献したい」と気を引き締めたが“穴あきソックス問題”の今後も気になるところだ。
(東京スポーツ 5月27日(日)販売号より)