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バルセロナの経済担当フェラン・ソリアーノは22日、クラブが最も重視するマーケットが日本で
あることを明かした。今夏のアジアツアーにて日本は、200万ユーロ(約3億2000万円)の利益を
バルセロナにもたらすことになる。
ある企業会議でソリアーノは、現在日本には3000人のソシオが存在しており(その中の859人は
日本語の公式HPがスタートしてから2週間の間に生まれた)、スペインを除いては世界で最も
バルセロナのユニフォームが売れている国であることに触れた。
「日本には金があるが、バルセロナのようなクラブは存在しない。また、日本人はサッカーが
大好きなんだ。南米には金が無い。サッカーへの情熱はあるが、既に市場はボカ・ジュニオルスと
リーベル・プレートに支配されている。アメリカは金があるものの、サッカーファンが少ない。
翻って日本には金があり、更にバルセロナを脅かすようなクラブがない」。
彼は今後のマーケティング戦略について、次のように語っている。「これからは、世界をターゲットに
バルセロナというブランドを広めていく。サンタンデールやニューカッスルの子供は、地元チームの
シャツを買うだろう。しかし我々は、シンガポールやトロントの子供がバルセロナのシャツを買って
くれることを目指している」。
この目的、そして世界中でバルセロナが「クラブ以上の存在」と認知されるための手段として、
彼はユニセフとの胸スポンサー契約が重要な役割を果たしていることを強調した。だが一方で、
彼は2700万人のファンを抱えるメキシコのクラブ、チバス・デ・グアダラハラが今季行った、
アメリカの「メジャーリーグサッカー」に姉妹チームを持つという方法には手を出さなかった。
「マーケティングの観点からすると、チバスのケースは一つの成功だと言える。だが、彼らが僅か
3試合でしか勝点を得られず、残り全ての試合に敗れたという事実にも触れなければいけない。
更に、アメリカでは1チームのサラリーの上限が260万ドル(約3億1000万円)に設定されている。
一方で、うちのサラリーは1億8000万ユーロ(約293億円)もするんだよ」。
(一部略)
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