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「ウエートとか練習している時に、尚成さんはよく声をかけてくれる。そのタイミングとか
言葉とかがすごく絶妙なんですよ」
高橋尚の叱咤激励ぶりがチーム内で評判になっているという。「それがあの“ビリーズ・
ブートキャンプ”にソックリで、実際にマネもやったりするから大ウケ。
盛り上がってるんですよ」(若手選手)
ちなみに「ビリーズ・ブートキャンプ」とは、米国陸軍の専属トレーナーを務め、これまで
数多くのハリウッドスターやアスリートを指導してきたビリー・ブランクス氏が考案した
エクササイズ。「ブートキャンプ」とは、「新兵訓練所」の意味で、最近は日本でも話題を
呼んでおり、ビリー氏が実演するエクササイズを収録したDVDは大人気だ。
両手を翼のように広げて回す「飛行機ぶんぶん」といったユニークな動きや、ビリー氏が
画面を通して語りかけてくる激励の数々が特徴。「オレについてこい!」「グッジョブ!」
「起きてるのか!」などとプログラムの進行によって、ヤル気を引き出すようにビリー氏の
さわやかな声が飛んでくるのだ。そしてエクササイズの最後には手を突き上げて
「VICTORY(勝利)!」と叫ぶのが“お約束”だ。
生え抜きの主力で今季は6勝(1敗)、防御率1.00(20日現在)と投手部門で2冠を走る
高橋尚は、投手も野手も関係なくチーム内を引っ張る中心的存在になっている。もともと
宴会部長キャラということもあり、練習中には高橋尚がまさにビリー氏に成り代わって
他の選手達を明るく熱血指導しているというわけだ。その様子は“ヒサーズ・ブートキャンプ”
とも呼ばれつつある。
この日の試合後は「昨年は交流戦でやられてるので肝に銘じてやりたい。投手陣も気を
引き締めてやっていかないといけない」とチームを引き締めた高橋尚。頼りになるGのアニキだ。
(東京スポーツ 5月22日(火)販売号より)