07/05/21 10:35:31 0
NHKの連続テレビ小説「どんど晴れ」の視聴率が好調だ。14・9%(ビデオリサーチ調べ、
関東地区)と、“朝ドラ”史上最低の数字でスタート(4月2日)こそ悪かったが、約一カ月半が
たち、20%超を七回(17日現在)記録するなど右肩上がり。平均した18・9%は、ここ数年の
“朝ドラ”の中でも高水準だ。その理由は? (井上幸一)
「主な視聴者の、四十代以上の声に耳を傾け、ヒロインの一生懸命さが伝わるオーソドックスな
朝ドラに戻した。朝からドロドロは見たくないはず。性善説をとって、画面から明るさが感じられる
ようにしている」。視聴率の上昇傾向に、内藤慎介チーフプロデューサーは、“直球勝負”の
成果を強調する。
今回は特に、韓国ドラマに通じる「分かりやすさ」を意識しているとか。「ナレーションを多用し、
映像のリフレイン(繰り返し)も増やした。続けて見なくてもストーリーに入っていける」と、
制作上の工夫も明かす。
それにしても、古くは「細うで繁盛記」、最近でも内藤さん自身がプロデュースした“よるドラ”の
「女将(おかみ)になります!」(2003年)など、旅館の女将・仲居ものはドラマの定番。
目新しさは出しづらそうだが、「大家族の物語をやりたくて、旅館という設定にした。別に旅館で
なくてもよかった」と、内藤さんは過去の旅館ドラマとは一線を画す。
その大家族から描き出すのは「日本人の美徳、奥ゆかしさのようなもの」という。「お年寄りが
偉いというしきたりや、あいさつの大切さ、自分本位でなく集団のしがらみの中で頑張ることなど、
昔の日本には当たり前にあった光景が支持されているのでは」と、内藤さんは考えている。
「ヒロインが修業に挫折して盛岡を離れ、戻るとライバルが出現する。これからが面白い」と、
さらなる視聴率アップに自信ありげだ。
(>>2以下につづく)
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