07/05/15 08:17:41 0
リーグMVPなど個人タイトルを総なめにした俊輔に、異例の巨額オファーが届いていたことが
分かった。
セルティック関係者によると、複数のオファーが水面下で届いているが、金額面で最高の評価を
下したのはイングランド・プレミアリーグ今季5位のトットナム。03年に広島MF戸田和幸が
所属したロンドン北部の名門は、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位に
あと一歩届かなかった。来季のリーグ戦でCL出場権を獲得する切り札として、破格の16億円
オファーを出したという。
サッカーバブルが終焉(えん)し、オイルマネーなどを背景にした限られたエリートクラブのみ
資金力を持つ現在の移籍市場では、異例の高評価だ。6月24日に29歳の誕生日を迎える
俊輔は、05年夏にレッジーナから当時のレートで約6億円で完全移籍。若さが市場評価に
多大な影響を及ぼす現在、30歳手前のわずか2年間で価値を3倍近くに引き上げたことは
驚き以外の何ものでもない。
昨夏のW杯ドイツ大会の失望をバネに進化した今季は、サッカー人生最高の成果を挙げた。
CL1次リーグではマンチェスターUから直接FKで2得点を奪い、日本人史上初の16強進出に貢献。
リーグ戦は全37試合に先発し、連覇もつかんだ。揺るぎない実績が、俊輔の価値を一気に高めた。
一方セルティックは、巨額オファーを迷わず一蹴した。ブライアン・クイン会長は今季の優勝決定
直後、俊輔自身に「絶対に出さない」と通達。ゴードン・ストラカン監督も来季続投の条件にレフティー
残留を織り込んでいる。俊輔自身も先月23日にクラブのHP上で来季残留を明言。
記者協会MVP授賞式の席でも「来季はもっと厳しくなると思う。対応できるように頑張る」とさらなる
精進を誓った。「16億円の男」に成長した司令塔が、来季も欧州サッカー界に衝撃を与える。
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