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亀田興毅「大阪盛り上げるわ」５・23凱旋マッチ (スポニチ大阪)
浪速の闘拳が生まれ故郷を燃え上がらせる－。
亀田興毅（２０）が１０日、大阪市内のジムでスパーリングを公開。
４回ＫＯ勝利とともに、大阪の街を活気づけることを次戦の公約に掲げた。
２００４年１２月以来、１０戦ぶりとなる大阪での試合。
“凱旋マッチ”を２階級制覇への足がかりとする。
やはり生まれ故郷はいい。２階級制覇を目指す浪速の闘拳は
リラックスムードでスパーリングを終えた。
「大阪はええな。久々に大阪弁聞いたら、何やケンカ売られとるみたいやったわ。
でもこっちの方がええな」
懐かしい言葉、街並み、そして独特の空気…。闘いに向け、完全にスイッチは入った。
２年４カ月ぶりの大阪での一戦。亀田には“野望”がある。
「阪神９連敗やな。でもオレがおったら大丈夫や。ボッカン行くで。燃えるで中央体育館」
阪神は下位に低迷し、オリックスも最下位。
Ｊリーグ・Ｇ大阪は好調ながら、全体的に関西スポーツ界の元気は乏しい。
だからこそ、自らの両拳で関西を盛り上げたい。
「豪快にＫＯせなアカン。大阪の人に力を貸してもらってな」。
４回ＫＯを公約に掲げ、野望実現に挑む。
ＷＢＡミニマム級１位の実力者・エルベルト・ゲホン（２７＝フィリピン）と
３分４回のスパーリング。相手を手招きし、自らロープを背負って右アッパー、
左ストレートのカウンターを狙う練習も重ねた。
「どんな状況になっても勝てるようにしとかなアカン。世界行くといろんなスタイルがおる」。
故郷でボクサーとしての、さらなる成長も狙う。
派手好きな？大阪人へのプレゼントも考えている。
「パフォーマンス？何かしたらなな」。
入場からＫＯ勝利を収めての退場まで、愛する大阪を魅了する。
それが亀田流の恩返しだ。
URLﾘﾝｸ(www.sponichi.co.jp)