07/05/10 23:22:36 0
あまりにもすさまじい打球に、西武の外野陣は一歩も動けなかった。
初回1死満塁、カウント1-2。楽天の山崎武司内野手(38)が、
西武・岸の外角スライダーをフルスイング、ボールは一瞬で左翼席中段に突き刺さった。
14号グランドスラムは、前夜の最終打席に放った2ランに続く2打席連続弾だ。
「ホームランはたまたま。走者をかえそうという気持ちだった。失投を逃さず打てた」。
これで打点は33となり、本塁打とともに打撃2部門でリーグ単独トップに立った。
開幕36試合で14本塁打の量産は、単純計算するとシーズン56発ペース。
1964年巨人の王貞治(現ソフトバンク監督)らがマークした日本記録の55本を上回るほどのハイペースだ。
好調の裏には、独自の練習用具がある。シンの部分に鉛が入っている
約1800グラムのマスコットバット。山崎武が試合で使うバットの約2倍の重さ。
「パ・リーグでDHになると、試合前の練習で体を動かす機会が少なくなるから」。
中日からオリックスに移籍した03年から、素振りに使っている。
山崎武の一撃にナインも奮起。一度は逆転されたが、再逆転。チームの連敗は2でストップし、
創立以来通算99勝目。100勝に王手。「なんとか成績を残して、チームが勝つように頑張りたい」。
責任感の強い21年目のベテランは、自らのバットでチームを引っ張る決意だ。
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