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◆Ｊ１第１０節 大宮１―１浦和（６日・埼玉スタジアム）
浦和の日本代表ＭＦ阿部勇樹（２５）が後半３６分、右足甲を痛め、途中退場。
９日のＡＣＬ敵地ペルシク・ケディリ戦（インドネシア）欠場危機に立たされた。
「立っているのも歩いているのもつらい」
１７位の格下相手に痛恨の引き分けに、沈むチームに追い打ちだ。黄金の右足を
引きずる阿部から衝撃の告白が飛び出した。
３―５―２の左サイドバックを務めた阿部は後半１２分、エリア内で相手ＤＦと激突し、
負傷。７日早朝便でインドネシアに向かうチームは試合後、成田空港の宿舎に直行。
阿部も成田までは帯同したが、「インドネシアに行くかは分からない」と吐露。
宿舎での検査後、オジェック監督が最終判断を下す予定だ。
ケディリ戦はＤＦ闘莉王、ＭＦ山田がすでに累積警告で欠場確定。左太もも裏肉離れ
からＭＦ相馬崇人が復帰予定だが、阿部の離脱は致命傷となりかねない。
上海申花、シドニーＦＣの同組の強敵が敗れた“魔都”に乗り込む赤い悪魔が
アジア制覇へ、絶体絶命の危機を迎えた。
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後半３分、大宮・西村の厳しいマークを受ける浦和・阿部（右）
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