07/05/06 16:11:13 0
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現地時間5日(以下現地時間)のイングランド・プレミアリーグで勝利を収め、優勝に王手をかけている
マンチェスターUが、リーグ戦での選手の出場を巡る問題で調査を受け、最悪の場合には勝ち点剥奪処
分を受ける可能性が出てきた。この問題では、エヴァートンも調査を受けている。ロイター通信が報じて
いる。
問題とされているのは、マンUからエヴァートンに移籍したGKティム・ハワードが、先月に行なわれた両
チームの直接対決に出場しなかったこと。これが一種の“談合”に当たる可能性があるとしてFAPL(イン
グランド・プレミアリーグ)が調査に乗り出した。
エヴァートンのレギュラー守護神として活躍しているティム・ハワードは、昨年7月にマンUからエヴァート
ンに期限付きで移籍し、今年2月には完全移籍した。しかし、4月28日に行なわれた両チームの直接対決
ではゴールを守らず、控えGKを出場させたエヴァートンは2対4でマンチェスターUに敗れている。
プレミアリーグでは期限付き移籍契約の際、直接対決に出場させない条項を盛り込むことはよくあることで、
エヴァートンのモイーズ監督も、ハワードのレンタル移籍当時は直接対決に出場させない条項があったことを
明言している。ただし、完全移籍の場合はこうした条項は規約違反とされる。
英『ニュース・オブ・ザ・ワールド』紙は、FAPLが「緊急を要する案件」として両チームにコンタクトを取ったことを
報じており、同リーグのスポークスマンが「第三者による試合結果への干渉に該当する。だから、移籍の際にその
ような(直接対決出場不可の)条項を盛り込むことは許されていない」とコメントしたと伝えた。調査の結果次第で
は、両チームに対して勝ち点剥奪処分まで至る可能性もあるという。
一方、「第三者による試合結果への干渉」に関しては、先週、アルゼンチン代表FWカルロス・テベスと同MFハビ
エル・マスチェラーノの保有権問題で、ウェストハムに550万ポンド(約13億円)の罰金処分が下されたばかり。もし、
今回のハワードの件で勝ち点剥奪にまで発展すれば、ウェストハムが罰金だけで済んだ処分の軽さについても議
論再燃が必至だ。
続く