07/05/05 09:15:48 0
キュンキュン--絶え間なく伝わってくる小気味いい魚信。初夏が旬のイサキが本番を迎え、
網代南沖で数釣りが始まった。一方、東京湾口・鴨居沖では夜釣りの黒メバルが狙い目。
出船は週末限定で、当たりも多くスレを感じさせない。
今シーズンは広い範囲で数が釣れているイサキは「当たり年」の予感がする。中でも
網代南沖の活況ぶりは目を引く。
網代・ゆたか丸では、平均30~40匹台、釣る人で60匹をマークしている。サイズもよく、
30センチ前後を主体に、時折35センチを超すジャンボも交じる好内容だ。この釣り場は、
ほぼ連日のようにマダイやシマアジ、小型カンパチ、メジナ、アオダイなどうれしいゲストが
掛かるのも魅力だ。
特にマダイは、この時期になると、大型がよく交じるようになる。今季も6キロ台が出ているが、
大型だけにバラシも多い。足しげく通う常連の中には、このシーズンごとに変わるゲストが
釣りたくて来る人もいる。
イサキ狙いはハリス3~4号で6メートル、3本バリが標準。慣れない人や風の強い時は
太ハリスの方がいい。深場で狙うマダイは4号以上、2本バリで6~8メートルがベスト。
食いの良い時は積極的に追い食いを狙う。これがイサキ釣りの基本。1匹目の当たりが出たら
最初の6~7メートルは静かに、ゆっくりリールを巻く。
イサキ釣りはタナ取りとコマセワークが命。船長の指示ダナを守り、潮の速い時は、1~2メートル間で
コマセを静かに振り続け、潮の緩い時はハリスの長さ分の間でコマセを出しながらタナで待つ。
左舷ミヨシでは海老名市の秋山さん(58=会社経営)がイサキの3点掛けを連発して数を伸ばしている。
「イサキも3匹掛かると重いね。引きも強くご機嫌!」とうれしそう。この秋山さんは、
他にマダイの6・1キロ、2・6キロもゲットした。
5月はマダイの乗っ込み期。普段使い慣れているイサキ用タックルで挑めばいい。
(※氏名・電話番号等、一部省略しています。)
Sponichi Annex[ 2007年05月04日 ]
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