07/05/02 15:28:11 0
スポーツ振興くじ(サッカーくじ、toto)を運営する日本スポーツ振興センターは、くじの対象を従来のJリーグ主催試合から、
ワールドカップ(W杯)などの国際試合に拡大する方針を固め、本格的な検討を始めた。
売り上げ低迷が続き、くじ本来の目的であるスポーツ振興への助成金も先細りする中、ファンの関心が高い国際試合で売り上げ増を狙う。
totoの対象試合はスポーツ振興投票法で、「文部科学相が指定する機構の主催する試合」と規定されている。
現在、機構にはJリーグ(社団法人・日本プロサッカーリーグ)が指定され、
totoの対象試合はJリーグ加盟のチーム同士の試合に限定されている。
しかし、06年のW杯期間中には、J1の試合が休止されたため、totoのうち主力商品の販売を休まざるを得なかったほか、
Jリーグのオフシーズン(1~2月)は全商品の販売ができない。
このため、同センターは「W杯やオフシーズンの空白期間を埋める必要がある」と判断。
ドイツやフランス、韓国なども実施しているW杯対象のくじ販売のほか、
他国のプロリーグ戦を対象にするくじ販売も視野に入れ、文部科学省に法改正を働きかけている。
文科省企画・体育課は「諸外国の状況を勉強し、totoの制度に取り入れられるか、前向きに検討している」と話している。
同センターは「totoに関心をひきつけ、(売り上げ増の)起爆剤になるかもしれない。
できれば08年シーズンから実施してほしい」と法改正の早期実現を求めている。
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