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ＭＦ小笠原満男（２８）が所属するメッシーナのオーナー、フランツァ会長（３９）が
２７日、身売りを視野に入れて共同経営者を募集することを発表した。
フランツァ会長はイタリア各地でホテルと、フェリー会社を経営する。
同会長は会見で「我々だけでは高いレベルでのクラブ経営はもう無理。買い取って
くれるなら、新パートナーにクラブ経営を譲ってもいい」と話した。
来季の予算の限度額もセリエＣクラスの３００万ユーロ（約４億９０００万円）としている。
メッシーナは２００４―０５年にセリエＡに昇格したが、昨季はＢ降格（その後八百長
問題でＡに残留）、今季も１９位の降格圏内で低迷が続いており、経営不振に陥った形だ。
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セリエＡ・メッシーナのＭＦ小笠原の今季限りでの退団、Ｊ１鹿島復帰が２８日、濃厚に
なった。フランザ会長がクラブの売却先を探すよう指示していたことが判明。
今季でクラブ経営の第一線から退く方向という。シチリア島に多くのホテルを持つ
リゾート会社グループのオーナーでもある同会長は、日本人観光客誘致の観点からも
日本選手の獲得に積極的だった。
小笠原の代理人・ペトリッカ氏はドイツ、スイスなどのクラブと接触しているが現状で
移籍は厳しいもよう。今夏からの古巣復帰が濃厚となってきた。
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