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4月28日(現地時間)にハワイで行われる「K-1 WORLD GP 2007 IN HAWAII」の
全体会見が、多くの観光客でにぎわうアラモアナ・ショッピングセンター内にて行われた。
事前に情報を聞きつけ集まった熱心なファンや、たまたま居合わせた幸運な買い物客たちが
見守る中、大会参戦ファイター達が一挙終結! 急きょ設置されたステージの裏から
筋骨隆々な選手たちが一人ずつ姿を現すと、その度に会場は歓声と感嘆のため息に包まれた。
中でも観衆達のボルテージが最高潮に達したのが、地元ハワイ出身のマイク・マローンと、
その対戦相手であるチェ・ホンマンが登場したときだ。先に姿を現したマイク・マローンは、
悲鳴にも近い声援を挙げるファン達に、悠然と手を振って応えた。だが、ホンマンがステージ上に
姿を現すと、その表情が一転! あまりの身長差(約35センチ)におののいたか、クルリと
きびすを返すと、そのまま舞台袖へと逃げてしまったのだ……!?
しかし、それは演出の一部に過ぎなかった。あらかじめ仕込んでいた踏み台とキムチのボトルを
手にして戻ってくると、その台の上に上がり、相手を見下ろしながらキムチを渡すという、
挑発とも敬愛の情ともつかぬパフォーマンスを見せたのだった。
また質疑応答のコーナーでは、観客席にいた“ミスター・パーフェクト”アーネスト・ホーストが挙手し、
選手達にコメントを求めるというサプライズも! 最後は、ホーストのリクエストに応えるかたちで
選手たちが「K-1は最高のファイティング・イベント。ここに集まった人でまだ見たことがない人が
居たら、是非とも来てほしい」とファンに呼びかけ、大盛況の会見を締めくくった。
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