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1億2000万円の申告漏れを国税局から指摘された林家正蔵(44)。
正蔵“襲名”の時に受け取った祝儀を隠していた。驚くのは、そのケタ違いの額だ。
1人当たり数百万円の祝儀をもらっていたという。
各界の祝儀の相場はどうなっているのか。
●大相撲
かつて横綱の断髪式に参加する場合、100万円が相場だといわれたが、最近は数万円だという。
横綱昇進のパーティーに呼ばれても5万円前後。祝儀ではなく会費制が多い。
「祝儀は親方と力士とで分け合うのが慣例です。とにかく相撲界は、意識してカネ払いの
よい人を招くから、祝儀が5万円という人は少ない」(角界関係者)という声もある。
●落語界
真打ちに昇進すると、贔屓(ひいき)筋は「紋付き羽織袴」などの衣装を一揃い贈るのが通例。
50万~200万円はする高額なものだ。しかし、たとえ襲名式に出席しても、祝儀は10万円程度。
正蔵のような高額祝儀は珍しいという。
●暴力団
「祝儀をはずむのが男気」という世界だから、世間とは相場が1ケタ違う。
しかも、いくら祝儀を包んだか、同業者にすぐに伝わるから、みっともない額は出せないという。
「関東の組長の3代目就任に際し、関西の暴力団は1億円の祝儀を出したといわれています。
広域暴力団の2次団体の組長襲名式の祝儀は500万円が相場です」(事情通)
●歌舞伎
税務署がうるさいこともあって襲名祝いのパーティーも、参加費2万円の会費制が主流だ。
ただ、大金持ちのタニマチがお祝いする時は、祝儀として300万円相当の“接待”をするという。
●芸能界
歌舞伎や落語と違って、祝儀の相場は一般人とあまり変わらない。
歌手の結婚披露宴に出席しても、祝儀は3万~5万円。多くても、せいぜい10万円だという。
どの世界でもご祝儀は税務申告とは無関係の“裏金”。ゴッツァン体質は角界だけではなさそうだ。
【2007年4月18日掲載記事】
[ 2007年4月21日10時00分 ]
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