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外国映画の邦題は、どんな風に決まるのか。原題そのままだったり、様々な手法で手を加えたり。
作品の印象に影響力のある題名。それを決める配給元の宣伝担当者は、苦心を重ねている。
■印象が大事 原題どう変える
「題名は宣伝の出発点。いつも苦労しています」と話すのは、20世紀フォックス映画マーケティング
本部の長塚富美子さん。
最近手がけた作品の一つに、50年後の未来が舞台のSF「サンシャイン 2057」がある。原題は
「サンシャイン」だが、そのタイトルから連想するジャンルについてアンケート調査したところ、「コメディー」
「恋愛映画」などの回答が多かった。
そこで、別の邦題を考えることに。「近未来ということを示すと同時に、SFらしく無機質なイメージ」を
狙って、西暦を付け加えた。作品の完成が遅く、検討に費やせたのは2か月間だったという。
UIP映画では、今年12月公開の「マイティ・ハート」(原題)の邦題を検討し始めている。原作は、
パキスタンで取材中に誘拐・殺害された新聞記者の妻による手記で、主演はアンジェリーナ・ジョリー。
三苫雅夫宣伝部長は「原題をそのまま片仮名表記しても通用するだろうが、強い女性の物語という
のが作品のセールスポイント。そのイメージで改めて邦題を練ることにした」という。
ただ、時間はあまりない。海外での評判がニュースなどで報じられると、原題が独り歩きするおそれも
あり、「米国公開の6月より前に、邦題を決めておきたい」からだ。
複数の映画が同時に上映されているシネコンの増加で、劇場に足を運んで題名を見てから、作品を
選ぶ人も増えている。配給元は、海外の動向をにらみつつ、限られた時間の中で努力を続けている。
>>2-5辺りに続く
ソース:YOMIURI ONLINE
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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