07/04/20 19:38:09 V0v5Pih90
■昭和天皇の一言で決まった悲劇 大和の出撃■
大和の出撃は、軍令部なども予定していなかったらしいな、
一般には神重徳GF首席参謀の主張により決行されたことになっているが、
実際は20/4/4及川軍令部総長が昭和天皇に作戦奏上の際、
「航空部隊だけか、水上部隊は?」
のご下問があり、あわてた及川が「海軍の全兵力を使用いたせり」
と奉答したことにより、急遽、決定した。
このエピソードは当時のGF作戦参謀三上作夫中佐(戦後海将)が語っていたし、
やはり当時の軍令部参謀(吉田俊夫中佐まだ存命中か?)もある雑誌に書いている。
神参謀は終戦直後事故死。
宇垣纏の戦藻録、豊田GF長官の戦後の手記などでも苦しい胸中をうかがうことができる。
先年放映された大和の戦闘詳報にも「思いつき作戦の結果は…」
と批判的な語句が書かれていた。
当時の石田主計長の手記でも、休暇中の兵員を置いたまま出撃するという、唐突な状況がえがかれている。
強硬に反対していた伊藤2F長官が、草鹿参謀長の説得の後、何も言わず従った
のは「ある一言があったから」作戦担当の三上中佐も寝耳に水の作戦と言わせている