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「昔ながらの芸人体質できちんと所得を把握してませんでした……」
東京国税局から05年までの3年間に1億2000万円余りの申告漏れを指摘された
落語家の林家正蔵(44)が16日、都内で釈明会見を行った。
正蔵は05年3月に「林家こぶ平」から9代目「林家正蔵」を襲名した際、帝国ホテルで
850人を集めた襲名披露パーティーをやっている。全国60カ所での披露興行も実施した。
この時にたんまり儲けたらしい。
「父親で“昭和の爆笑王”林家三平の時代からのタニマチが大勢駆けつけ、100万円単位の祝儀を弾んだ」
(落語関係者)そうだ。それをほとんど申告していなかったのだ。自宅地下のオーディオルームからは
約2200万円分ものカラの祝儀袋が見つかり、追徴税額は約4500万円とみられる。
もっとも、今回の申告漏れ発覚は「同業の落語家から“刺された”のではないか」(演芸関係者)という声も上がっている。
「今は空前の落語ブーム。その中心にいるのが正蔵と兄弟子格の春風亭小朝です。
この2人が地方で『兄弟会』を開けば、ギャラの相場は小朝が100万円、正蔵が80万円。
ところが、別門の師匠クラスが一人会を開いてもギャラは一席30万円がいいところ。
寄席なら一席3000円から5000円です」(落語界事情通)
落語家で弟子を取れる真打ちは二百数十人いる。
そのうち、小朝や正蔵のほかメディアで活躍している売れっ子は「笑点」メンバーら10人程度である。
「その中でも正蔵は大名跡を継いだとはいえ、落語家としてはまだまだです。
それなのに“大名人”のように持ち上げられ、分不相応なギャラを得ている。
最近はテレビや雑誌で下町文化やジャズ、ワインのうんちくまで垂れている。
正蔵よりも実力があるものの評価されない落語家はカチンときて当然でしょう」(演芸関係者=前出)
落語界も「勝ち組」「負け組」社会とはいえ、調子に乗りすぎたか。
【2007年4月17日掲載記事】
[ 2007年4月20日10時00分 ]
URLリンク(news.www.infoseek.co.jp)
蔵の塩梅
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