07/04/19 14:15:57 0
北京五輪出場を目指すU-22日本代表は18日、アルアバシーン競技場で行われた
2次予選シリア戦で2-0で勝利。B組2位以上が確定し8月22日から始まる最終予選
への進出を決めたが、エース平山はノーゴール。予選4試合連続記録も途切れた。
アウエーの戦いで2-0。無傷の4連勝で最終予選への進出は決めた。が、またもや
後半に失速したふがいない内容に、笑みを浮かべる選手はいなかった。中でも覇気が
消えうせていたのが、エース平山だ。
「4ゴール連続記録が途切れた? ま、大丈夫です。2次予選や最終予選がある?
うん。元気がない? そんなことない。いつもこんなもんですよ」
反町監督 先月28日の国立でのシリア戦以来、90分のフル出場となった平山。
だがシュートらしいシュートも打てず仕事を果たせなかった。まさにどん底だ。
平山にはどうしてもゴールを決めたい理由があった。今回のシリア遠征で、信じられない
屈辱を味わったからだ。
「でくのぼう」-。大スランプのエースは、反町監督からこう呼ばれたのだ。
「練習中に1度だけ…。沈んでいるのはそのせい? 関係ないです」。強がってみせたが、
そこまでいわれて何も感じない選手などいやしない。だから指揮官を見返す結果が欲しかった。
しかし現実は無残。反町監督に揶揄(やゆ)された通りダマスカスのピッチでは「でくのぼう」
に終わった。
「今は五輪代表といわれチヤホヤされているが消えていった選手をたくさん見てきた」。
反町監督は決戦直前のミーティングで五輪代表にそうゲキを飛ばしたが、この言葉は
平山本人にブツけたメッセージでもあった。人気があるからといって使い続けるかわからない-。
そんな“最後通告”を受けても大事な決戦でエースの体は動かなかった。
シリア戦で勝利してB組2位以上が確定。最終予選への進出が決まったため、来月16日
香港戦(香港)は消化試合になるが、この状態が続けば招集されない可能性もある。
となれば、最終予選にメンバー入りできるかさえ、危うい。
「190センチのでくのぼう」-。汚名返上のためにも、平山は奮起するしかない。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)