07/04/18 14:16:30 0
広背筋の炎症などで戦線離脱している楽天の岩隈久志投手(26)が早ければ5月上旬にも
戦列復帰する。4月下旬に2軍戦2試合の登板を予定。患部に問題がなければ、ゴールデン
ウイーク(GW)終盤にも1軍で先発する。エースの復帰メドが立った17日、ルーキーの永井怜
投手(22)がソフトバンク打線を8回2失点に抑え、プロ初先発初勝利。嶋基宏捕手(22)が
好リードでアシストした。
岩隈の1軍復帰プランが固まった。20、21日の2軍ヤクルト戦のいずれか、そして25、26日の
同ロッテ戦(いずれも天童)いずれかの、2度の登板を経て、痛みなどがなければ1軍に戻す
万全の態勢を敷くことが決定。「岩隈は早ければGW終盤には1軍で投げられるようになるの
ではないか」と、橋上ヘッドコーチは、エースの復帰の見通しを明らかにした。
一日でも早く戻ってきてほしい。しかし、無理はさせたくない。岩隈は3月31日に先発予定
ながら試合直前に背中に違和感を訴え登板回避。下された全治は1週間から10日間で現在は
すでに投球練習も再開しており回復傾向にあるが、残りのシーズンをフルに戦い抜くため、
復帰には万全を期す構えだ。
まずは最初のヤクルト戦で短いイニングで試投。問題がなければロッテ戦で今度は長めの
イニングを投げさせる“2段階復帰プラン”を組む。「彼は投球自体にはまったく問題がない。
投げた後の(体の)状態が問題」と紀藤投手コーチ。筋肉系の故障ということもあり慎重に
登板後の様子を見て、再発しなければ晴れて1軍復帰を果たすことになる。
順調な回復ぶりを岩隈が披露すればGW最後のロッテ3連戦(千葉)での復帰が濃厚。
すでに2勝している青山、13日に来日初登板初勝利を果たした台湾人右腕・林以外は
計算が立たない状況でエースの一刻も早い復帰が待たれる。岩隈にとっても右肩痛で
ほとんど戦力になれなかった昨季のリベンジのシーズン。いるべき場所に戻るためまずは、
2軍で万全をアピールしたい。
URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)