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ベーブ・ルースに肩を並べた-。デビルレイズの岩村明憲内野手は16日、オリオールズ戦を
休養のため今季初めて先発を外れた。だが、ここまでの活躍を、開幕前にどれだけの人が
予想できただろうか。想定外といっては失礼だが、相手チームの選手に試合中、
「お前はボンズか」と言われた言葉が、メジャーでの驚きを象徴している。シーズン序盤とはいえ、
出塁率.540は歴代5位に位置する記録なのだ。
15日のツインズ戦の6回。この日、2つ目の四球を選んだ岩村に、昨季のア・リーグMVPを
獲得したモーノー一塁手に「お前はボンズか」と突っ込まれ、岩村は照れ笑いを隠せなかった。
まだ12試合を終えた段階に過ぎないが、出塁率.540は1923年のルースの.542に次ぐ
記録。歴代1位は2004年のバリー・ボンズで脅威の.609。2位も02年のボンズの記録で.
582。3位はテッド・ウイリアムズが41年に記録した.551。6、7位もボンズ、ルースとビッグ
ネームが並ぶ。
「相手投手に球数を投げさせ、塁に出るのはいいこと。四球がこんなに多いとは思わなかったけど」
と、岩村自身が語るように、ここまで試合数と同じ12個の四死球を選んでいる。メジャー
初年度の日本人記録となった開幕から連続試合安打が9で途切れた13日のツインズ戦でも、
2四球を選んでいた。
日本でも、四死球はそこそこ多かったが、04年にセ・リーグの年間最多三振記録(173個)を
つくったように、“選球眼のいいタイプ”という印象は、それほど持たれていなかった。
打席でじっくり球を見るスタイルで、にわかに注目を集めた岩村。開幕1週間時点でMLB
ホームページに、「監視レーダーの下に隠れていた。メジャーの投手は彼の弱点を必死に
探っているが、まだ見つかっていない」と掲載されたほど。
「気持ちを切らすわけにはいかない。今年のテーマは粘り」と自身に課し続ける。当面、岩村の
活躍は続きそうだ。
(一部略)
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