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巨人・原辰徳監督(48)が16日、終盤の3イニングを締める救援陣の中で、すべての
状況に対応する「スーパーセットアッパー」に会田有志投手(23)を指名した。
勝ちゲームで7回以降の終盤1イニングを任せるのはもちろんの事、走者がたまった
イニング途中のピンチでも緊急登板する。抜群の制球力でゴロを打たせて併殺を
取れる点を高く評価されたもので、状況を選ばない使い勝手のよさから、05年に
シーズン80試合登板のプロ野球記録を作った阪神・藤川を超える可能性すら出てきた。
熱い口調だった。広島、阪神との6連戦に備えてこの日、大阪入りした原監督はV奪回の
最大のカギを握る「勝利の方程式」のキーマンに会田を指名した。
「若者らしからぬピッチングだ。(必勝リレーに)入っているでしょう」と、キッパリ。
必勝リレーについてハッキリとした方向性を示した。
2年目のサブマリン右腕が、その実力で林、豊田とともに形成する「勝利の方程式」の
一翼を担うことになった。開幕直後は大差がついた試合での起用が続いたが、どんな場面
でも冷静沈着に投球するマウンド度胸に、指揮官の評価も急上昇。最近の登板3試合は
いずれもきん差リードの緊迫した場面での登板となった。
昨季まで1軍登板すらなかった会田も「どんな場面でも、僕は一球一球魂を込めて投げるだけ」
と、その期待に応えてしっかりと必勝リレーのバトンをつなぎ、3連続ホールドを獲得。
セットアッパーの座を勝ち取った。
それだけではない。原監督は「走者を出してからでも使える。内野ゴロを打たせることが
できるし、ゲッツーも取れる」と強調。阪神・藤川に代表されるように、一般的にピンチで
救援したリリーフ投手は、力で三振を奪うことが求められる。が、一方で自慢の速球を存分に
投げられるよう、イニングの頭から起用されるケースが多い。だが、球のキレと制球力で
勝負する会田は、球威こそ劣るが、内野ゴロを打たせ、併殺にすることで一気にピンチを
脱することができるメリットもある。
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