07/04/10 10:03:27 0
プロ野球のペナントレースが始まった。
放送局にとって、かつては「ドル箱」ともいわれた野球中継は近年、視聴率の低迷が続き
“お荷物”状態。少しでも盛り上げようと、各局は知恵を絞り、会社の垣根を越えた
取り組みも始まっている。
<同じ課題持つ仲間>
セ・リーグが開幕した3月30日。TBSと日本テレビは横浜-巨人戦をアピールしようと、
それぞれの朝と昼の情報番組に、両局のアナウンサーが“出張”出演し見どころをPRした。
思い切った試みで、今後も同カード中継で局の解説者やリポーターらが、相互乗り入れ
する予定だ。
「これまでは競い合うライバルだったが、今は同じ課題を抱えた仲間でもある。局を超えて
野球というコンテンツをもり立ててゆこうとの機運がある」とTBSの担当者は説明する。
シーズン開幕前には、NHKも含めた各局の野球担当プロデューサーが集結。
今シーズンの野球中継について意見交換したという。
<1けた追放の方針>
こうした試みの背景には、ほかでもなく巨人戦を中心とするプロ野球中継の長期低落傾向がある。
かつて年間を通じた平均視聴率が20%を巨人戦ナイター中継は、昨シーズンは9.6%
(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と、過去最低を更新。
各局は軒並み放送予定の試合数を昨年よりも減らしている。
中でも危機感を強めるのは日本テレビ。昨年はプライムタイム(午後7時-11時)の視聴率が
振るわず、4月の番組改編で「ゴールデン、プライムで視聴率1けたの番組を追放する」と打ち出した。
今シーズンの巨人戦の地上波での放送は、昨年の60試合から42試合へと大幅削減。
原則、延長もしない。
そうした決断を迫られたのは、視聴率が広告収入に直結するテレビ局の実情。
テレビ朝日の早河洋専務は「ここ6年くらい、視聴率を反映するようにCMの単価が大幅に下がった。
営業は非常に苦戦している」と、スポンサーが付きにくい状況を説明する。
(>>2以降に続きます)
(神奈川新聞4月8日付・23面より書き起こしbyう~ぽん。φさん)
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★1の立った時間:2007/04/08(日) 13:00:10