07/04/08 05:13:48 0
友人からの祝福メール攻勢も、喜びに浸っている時間はない。前日5日のロイヤルズ戦で
デビュー戦初勝利。全米と日本列島を興奮させた松坂は、早くも“次”をにらんでいた。
「これから(メジャーで)やっていこうという中で安心するわけにはいかないし、これからも
勝っていかないといけない。きのうはうれしかったけど余韻はないです」
松坂は口元を引き締めた。それもそのはず。次回登板は11日のマリナーズ戦。
昨年12月の入団会見など、ことあるごとに対戦を熱望してきたイチローがいる。
浮かれている場合ではない。
すでにマ軍のDVDは見ているが、あこがれの存在だけに「ファン的な視線で
見ちゃうんですよ」と苦笑い。いや、実際、苦笑いするしかなかった。
対策を練ろうにも「(攻略法は)見ても分からない。何(のボール)でも打つ感じ。
ただ(打つバランスを)崩せばいい、という感じではない。崩されても(バットの)しんで
とらえる技術を持っています」。穴が見つからないのだ。
日本時代の対戦は、イチローからみて打率.235、1本塁打、4打点。
数字の上では“松坂有利”だが、6年以上も前のこと。メジャーの先輩として、
イチローも目の色を変えて怪物に向かってくる。
松坂はマウンドで打席の天才から感じるオーラで配球を考えるという。
怪物Vs天才。注目のカードは4日後だ。
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