07/04/05 10:18:41 0
つくづく「プロ根性」の塊、ある意味「サラリーマンのかがみ」ともいえる。
あの下平さやかアナ(34)がテレビ朝日の“朝の顔”に戻ってきた。
最近、画面からごぶさただったから、知らない人のためにあえて言えば、かつては大物芸能人と
数々の浮名を流し、一時は「女子アナ界一の恋多き女」と呼ばれたアナウンサーだ。
さすがに上層部も不安になったか、05年から報道局に異動になっていた(アナウンス部と兼任)。
そんな彼女が4月から同局の朝の人気番組「やじうまプラス」のメーン司会に抜擢された。
実を言えば彼女、入社(95年)早々に同番組の前身「やじうま6」のキャスターを務めたこともある。
そこから数えれば12年ぶり、異動から考えても“雌伏2年”での晴れ舞台復帰である。
番組PRのためのスポーツ紙の編集部回りでは、「35歳までに結婚します!」
なる大胆発言までやらかして、翌日の大見出しを飾っている。
自分が何を言えば、世間が騒ぐのかを熟知している。プライドを捨て、
道化に徹することで、かつて一度は手にした栄光の座を取り戻した。
サラリーマンにも十分に参考になる生き方だろう。
もっとも、本人に聞いたら「難しいこと、な~んにも考えてません」と言うに違いない。
元来がそういう人らしい。母親がフジテレビのアナウンサー、父親もフジテレビ社員という“フジ一家”に育った。
ところが、早稲田の学生時代、就職試験でフジテレビを受けていない。その理由は
「アナウンサー試験を受けようと思ったときには申込締め切り日が過ぎていたから」(本人)という。
大物タレントとうわさになったときも、その都度、「いいお付き合いをさせてもらっています」など
キチンとコメントを発表していた。普段、街を歩くときに、帽子やサングラスで“変装”することはない。
そのことで、同僚アナに驚かれることもしょっちゅうだという。
「勘違いアナ」というより「無防備アナ」。外見に似合わぬほどの(失礼!)モテぶりも、
そうしたアッケラカンさが気に入られてのことなのだろう。
12年ぶりにせっかく取り戻したチャンス。今度こそしっかり手にして、世のサラリーマンにも勇気を与えて欲しい。