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『遠山の金さん』『暴れん坊将軍』生んだテレ朝放送枠 視聴率低迷で9月打ち切り (東京新聞)
2007年4月4日
「遠山の金さん」「暴れん坊将軍」「三匹が斬る!」など人気シリーズが放送されてきた
テレビ朝日の時代劇枠(現在は火曜午後7時)が、今年九月限りで姿を消す。
この放送枠がなくなれば、時代劇ドラマのレギュラー放送は、
NHKの「大河ドラマ」(日曜午後8時)、「木曜時代劇」(木曜午後8時)、
テレビ東京の金曜午後八時の枠の三つ(再放送は除く)に減ってしまう。
テレビ時代劇ドラマを取り巻く昨今の事情を探った。
TBSは今月九日から、「水戸黄門」(月曜午後8時)をスタートさせる。
人気の長寿シリーズだが、今シリーズも九月までの半年の放送で、年間のレギュラー枠ではない。
一方、日本テレビやフジテレビは現在、時代劇のレギュラー枠での放送は全くない。
今回、テレ朝が時代劇枠を撤廃するのは、「視聴率の低迷」が最大の理由。
編成制作局編成部の藤川克平さんは「一九九〇年代半ばまでは20%を超えていたが、
最近では10%台を切っている」と説明する。視聴者層の大半は五十歳以上といい、
「時代劇は、歴史的背景やその時代の習慣などを伝えていかなければならないが、
一時間だと伝えきれないまま終わってしまう傾向がある。
特に若い人には理解しきれないまま時間が過ぎていくので見づらいのだと思う」
と若い視聴者層の取り込みに苦戦してきた現状を明かす。
ただ、今年一月六、七日の二夜連続放送した「白虎隊」などの二時間時代劇は
17%以上の高視聴率を獲得したこともあり、今後は年間六本程度の
大型時代劇スペシャルを東映とともに制作、放送していくという。
藤川さんは「大型時代劇ならば、人間関係や社会構造などをしっかりと説明したり、
描いたりすることができるので、ストーリーを理解しやすい」と話す。
(以下続く)
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp) ※一部抜粋