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携帯サイトで連載され、100万アクセスを記録した作家・雫井(しずくい)脩介さんの小説
「クローズド・ノート」が沢尻エリカ(20)主演、行定勲監督(38)の初タッグで映画化される
ことが2日、分かった。共演には竹内結子(27)、伊勢谷友介(30)ら豪華メンバーが集結。
「偶然がもたらす真実の愛」がテーマになるという。9月29日公開。
「パッチギ!」の沢尻と、「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定監督。勢いづく日本映画を
象徴する2人が初めてのタッグを組んだ。
「クローズド・ノート」は小学校教師・真野伊吹(竹内)が日記を書きつづった1冊のノートを
めぐる物語。画家・石飛隆(伊勢谷)に思いを寄せるヒロインの女子大生・堀井香恵(沢尻)が、
前の住人だった伊吹のノートを見つけ、日記の中の伊吹の姿に思いをはせながら、
真実の愛や命の尊さに気づいていく。現実の香恵と日記の中の伊吹の姿が同時並行で
描かれながら、その2つが次第に重なり合っていく。
原作は04年10月~05年8月に携帯サイトで連載され、100万アクセスを記録し、
昨年1月に書籍化された。行定監督と「セカチュー」でもコンビを組んだ春名慶プロデューサーに
よると、書店で偶然同書を見つけたことが映画化のきっかけ。「セカチュー」や「いま、会いに
ゆきます」の純愛路線を踏襲しつつも「純愛映画の枠を超え、人を愛すること、命の輝きと
いった普遍的なテーマを描きたい。もちろん泣かせます」。教師という設定上、現代の
教育問題にも切り込むという。
撮影は3月末から5月下旬までの約2か月間。沢尻は「この役で、また違う一面をみせられる
ように、役作りに取り組んでいます。私も大好きなお話です。ぜひ楽しみにして下さい」と
意気込んでいる。完成は7月末で、9月29日公開。
配給の東宝では「セカチュー」(283館)、「いま会い」(254館)並みの公開規模を予定している。
近年の日本映画のヒットの法則になっているテレビ局との共同製作方式はあえて取らず、
興収85億円の「セカチュー」、同48億円の「いま会い」に匹敵するビッグヒットを狙う。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)