07/04/02 20:43:58 0
女流棋士会が分裂…独立派が新法人設立表明
日本将棋連盟(米長邦雄会長)からの独立を目指す女流棋士新法人設立委員会
(委員長=中井広恵女流六段)は2日、「新法人を設立し、自分たちで責任を
持って将棋文化の普及と発展に努める」との声明を発表、連盟への残留を表明
している女流棋士との溝は埋まらず、「分裂」という最悪の形を迎えることになった。
将棋連盟理事会は3月30日、女流棋士55人に「残留か移籍(独立)か」の
意思確認の結果、残留派が36人、独立派が17人、無回答が2人だったことを
明らかにした。この回答を受け、独立派は話し合いを続け、全員参加での新法人
設立は難しいと判断した。一方、残留派は2日付で連盟との連携やスポンサー対応
の窓口として暫定事務局(事務局長=谷川治恵女流四段)を設置した。
女流棋士会は昨年12月に開いた臨時総会で独立する方針を賛成多数で決めた。
しかし、今年になって考え方の違いが明白となり、独立を推進してきた女流トップ
の矢内理絵子女流名人が3月、設立準備委員を辞任するなど、足並みの乱れが顕著
になっていた。
今後、タイトル戦などは連盟主導で運営される見込みで、独立派は対局権利、資金源
など厳しい局面に立たされそうだ。
ニュースソース
URLリンク(www.sanspo.com)