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【シアトル=上阪正人】マリナーズのイチロー外野手が開幕戦前日の1日、「ひょっとしたら
ここでの最後のシーズンになるかもしれないので、思い切りやりたい。特別なシーズンです」と、
マリナーズ7年目の『総決算』を宣言した。
「今まで自分のスタイルで野球をやってきましたけど、もっと自分の世界に人をいれないかも
しれないし。悪くいえば、『なりふり構わない』。ナイスガイにはなりたくない」と言い切り、
首脳陣に向けても、選手として中途半端な妥協はしないことを宣言した。そのイチローをどう使い、
どう生かすかは、同じく3年契約の最終年を迎えたハーグローブ監督次第だ。
過去3年負け越しを続けているマリナーズ。バベジGM、ハーグローブ監督はともに今年結果が
出なければ来年の保証はない。一方のイチローも今季終了後にはFAとして各球団との交渉が
待ち受けており、互いに今季は大事なシーズン。
イチローはチームと自分の関係について、「新しい選手が可能性が出てきたものもあるし、
可能性がないものもたくさん見えた。『やっぱりダメか』ということもありました。自分をしっかり
もってやりたい」ときっぱり。昨年の右翼→中堅のコンバートのように首脳陣に振り回されることなく、
これまで以上に己のプレーに徹することを強く意識している。
日本のファンにとって、4月最大の注目は10日からのレッドソックス3連戦で、さっそく迎える
ことになりそうな松坂と直接対決だ。
「大輔が僕と対戦したいと言ってくれているんで、それに応えられる空気を持っていたい。
人からの質問では(メジャーでの初対決が)最終地点みたいに言われているけど、そこが頂上、
というのは違和感がある。当たり前のように2人がそこにいることが『対峙(たいじ)』だと思う」
とイチロー。
『イチローVs松坂』の対決が、この先メジャーで当たり前の光景になっていくものにする
ためにも、受けて立つイチロー自身も気を引き締めた。
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