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シンガー・ソングライターの長渕剛(50)が29年の歌手生活で初めて女性客限定ライブを
行うことが1日、分かった。6月6日~7月11日の間、ライブハウスを中心に7都市7公演を
開催する。コンサート会場は熱狂的な男性ファンが大半を占めるため、女性がじっくり
聴ける場を提供するのが目的。新アルバム「Come on stand up」(5月16日発売)を
初披露する場となる。
デビュー曲「巡恋歌」以降の数年は女性ファン中心だった。転機は86年初めの全国ツアー。
自身の音楽に行き詰まり、体調を崩し入院。40公演中20公演をキャンセルしたことがあった。
「死にたい」ほどの苦悩を抱える中、故郷・鹿児島の桜島と向き合い「日本人のために曲を
届ける」という答えを見つけた。同年秋、「死んじまいたいほどの苦しみ悲しみ」と始まる
「STAY DREAM」を発表。長渕自身「作品が変わっていった」と語るこの時期が、
男性ファン急増のきっかけのひとつになった。
「男に向けた曲でも、女性にキュンと突き刺さる瞬間がある。本能的な嗅(きゅう)覚がすごい。
ぼくの音楽を、その胸に突き刺してみたい」と長渕。今回は、4年ぶりのオリジナルアルバム
「Come on stand up」を引っ提げてのツアー。「今までで一番パワーがあり、ぼくが
打ちのめされてしまった」という自信作。ライブでは新作を初披露するほか、旧譜も数多く
歌う予定。少人数のバンドで臨み、会場も平均1500人規模に限定した。
「女性限定もライブハウスも、表現者は緩急をつけることが大事だから」という。
約1万人を動員する今ツアー後、秋にアリーナツアーを開催する。こちらは、新アルバムの
本格的なお披露目の場。「男は秋まで待ってろ!」と長渕。待たせた分、最高のステージを
見せるつもりでいる。
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