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24日(土)プロ野球はパ・リーグ公式戦が開幕。埼玉・グッドウィルドームで行われた
西武-東北楽天戦では、タレントのウエンツ瑛士が背番号230のユニフォーム姿で
始球式を務めた。
何かと世間を騒がせている西武にとって救世主が現れた。中学生時代から当時の
西武球場に足しげく通う1人の青年、それがウエンツだった。背番号の数字は、
その頃自宅から球場まで使っていた電車代。今でも大のライオンズファンの彼は、
シーズン中も多忙なスケジュールの合間を縫って、球場で一ファンとして応援している。
そんな憧れの聖地での大一番に「人生で、一番緊張しました!」。
マウンドの横には、今年からメジャーリーグ・レッドソックスへ羽ばたいた松坂大輔の抜けた後、
7年ぶりに開幕投手を務めたベテラン右腕・西口文也が見守った。
これまで、野球経験は皆無。「知人から教わったが、ボールの握りも自己流でやりました!」
と恥ずかしそうに語ったが、その瞳はまさに野球少年そのもの。試合前には
「平尾さんから“ボケろ!”って言われて、ちょっとショックでした(笑)」と、懸命に盛り上げようとする
西武ナインと談笑。マウンドでは手を“ロージンまみれ”にしたまま投球。
粋な演出で、球場に集まったファンを湧かせた。
ORICON STYLE3月24日
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画像(始球式を務めたウエンツ瑛士)
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