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U-20日本代表の吉田靖監督(46)は14日、左ひざ前十字じん帯を断裂したセリエAの
カターニアFW森本貴幸(18)を、U-20W杯(6月30日開幕・カナダ)のメンバー招集を
断念することを明らかにした。森本の穴を埋める存在として、日本国籍取得を進める浦和の
アルゼンチン人FWセルヒオ・エスクデロ(18)に注目。超異例となる国内合宿での
“国籍取得見込み招集”する方針を示した。
エースの負傷で衝撃を受けたU-20日本代表が、新展開を迎えそうだ。吉田監督は自ら
カターニアに問い合わせて森本の状況を確認し、U-20W杯での招集を断念。
「本当に残念。彼の決定力に非常に期待していた。残った選手でやるしかない」と肩を落とした。
しかし、このピンチを救う存在がいる。父とともに日本国籍取得を進めるエスクデロだ。
非凡な能力は折り紙付き。吉田監督は「国籍取得が間に合えば、ぜひ呼びたい」と大きな
期待を寄せる。
唯一にして最大のネックは、大会前に国籍取得が間に合うかどうかだ。吉田監督は
「ギリギリのタイミングらしいが、取得してすぐ本番というわけにはいかない。もし間に合う
見込みがあるなら、早めに呼んでおきたい」と、ぶっつけ本番にならないよう、国籍取得
予定日が判明した時点で直近の国内合宿に呼ぶ方針を明かした。日本人ではない選手を、
日本代表候補として合宿に招集するのは、おそらく初のケースだ。
エスクデロ本人は「間に合うかわからないけど、出たい」とU-20W杯への意欲は十分。
先月14日には日本国籍取得のための書類を法務局に提出し、今月22日には面接、
家庭訪問を受ける。あとはひたすら吉報を待つのみ。吉田監督の“裏ワザ”で、日本の
秘密兵器がベールを脱ぐ。
ソースはURLリンク(chuspo.chunichi.co.jp)