07/03/06 19:07:46 0
川崎=ムネリンのように定着狙う
ソフトバンク・小久保裕紀内野手(35)に“ニックネーム問題”が勃発した。
「ファンにもっと親しまれるように」と球団が用意した愛称に、小久保が難色を
示しているのだ。それは「コボちゃん」。球団が「川崎=ムネリン」クラスに定着
させようと意気込む一方で、不穏なムードとなっている。
今回のニックネームプランについて球団幹部は「小久保は顔が“コボちゃん”に
似ている。どう見ても“コボちゃん”にしか見えんわ。コクボの真ん中の字を抜いても
コボだし、ぴったりだ。小久保にどうしても付けたいんよ。川崎のムネリンみたいに
そういうのがあった方がファンにも受け入れられやすいしね」と真剣に力説した。
“コボちゃん”とは読売新聞に連載中の植田まさしの名作4コマ漫画「コボちゃん」
に出てくるカリアゲがトレードマークの主人公少年の名前だ。その認知度は広い。
テレビアニメ化されたこともある。カリアゲた髪型など、小久保との共通点も多いことから、
この“愛称襲名”を球団は推したという。
これに小久保は「愛称?そんなもん、いらんわ!」と断固拒否の構えとなった。
硬派が売りだけに、思ってもいなかった話なのだろう。「オレも年齢を考える時期に来ている」。
今年で36歳を迎えるだけに、いくら球団サイドから「以前に小久保がウチにいた時と、
今はチームカラーもガラリと変わっているから」と言われても、いまさら“川崎ムネリン”
のようにはいくわけがない、ということのようだ。
それでも球団側はあきらめていない。それどころか「ファンの間に“コボちゃん”が
定着してくれば小久保も断れないはず。これから口コミで広げていけば…」と
強行突破の構えさえチラつかせているが、どうなるか。
何とも愛らしいニックネーム“コボちゃん”をめぐる綱引きは、まだまだ続きそうな気配だ。
(渡辺将司)
(中京スポーツ3月7日付(6日発行)紙面記事より)※誤字・脱字あったらすいません。
参考画像
URLリンク(haishin.ebookjapan.jp)
URLリンク(www.softbankhawks.co.jp)
URLリンク(haishin.ebookjapan.jp)