07/03/02 13:48:46 0
プロ野球・日本ハムファイターズの今季道内初戦となった一日の巨人とのオープン戦。
札幌市豊平区の札幌ドームには、昨年の初戦の約三倍に当たる約二万四千人が詰め
かけ、熱い声援を送った。巨人に移籍した小笠原道大選手の打席では温かい声援と
ブーイングが交錯。ファンの複雑な胸の内がのぞいた。
一回表、小笠原選手が打席に入るとスタンドではシンボルのイルカが揺れる一方
「帰れ」「応援するな」の声がかすかに聞こえた。立ち向かったのは昨季の日本一を
共に勝ち取ったダルビッシュ有投手。百五十キロ近い速球で追い込んだが、小笠原
選手が六球目を中前にはじき返した。
日本ハム時代の小笠原選手のユニホームを着た豊平区のアルバイト森本直樹
さん（３３）は「着ている人が少なく、肩身が狭い」と言いながらも「日本ハムと小笠原
選手の両方好き。両チームの日本シリーズを見たい」と夢を膨らませた。
日本ハムがドームで試合をするのは、日本一を決めた昨年十月二十六日の日本
シリーズ第五戦以来四カ月ぶり。試合は０－３で敗れたが、観客は気持ちよさそうに
久しぶりの応援歌を歌った。試合前、森本稀哲（ひちょり）選手が「ただいま！」と
書いた大きな紙を掲げるなど、引退した新庄剛志さん譲りのパフォーマンスも披露した。
URLﾘﾝｸ(www.hokkaido-np.co.jp)