07/03/01 20:53:31 0
シドニー、アテネの両五輪で計5個の金メダルを獲得し、昨年11月に24歳の若さで
引退を表明した競泳男子のイアン・ソープ氏が17日に開幕する世界選手権
(メルボルン)のプロモーションなどのために来日した。
2001年福岡世界選手権では個人最多の6冠に輝いたオーストラリアが誇った
スーパースターが1日、東京都内で引退を決めた心境などを語った。
-引退はなぜ。
「記者会見する3日ほど前に決めた。その前の数週間は、まだ続けようと自分自身に
言い聞かせたが、水泳が自分の意欲をかき立てるものではないと分かった。
競技を続けることに闘志を燃やせなくなった」
-今回の世界選手権や来年の北京五輪後に辞める選択はなかったか。
「北京まですべてのレースに勝つこともできただろう。しかし、そのような目標を定めて
続けるタイプではない。自分の道を貫いた。期待されているから続けるのでは自分に
背くことになる」
-02年にコーチを変え米国で練習。理由は。
「水泳を続けるためだ。刺激が必要だし、米国に行ったのは注目から逃れるためでもあった。
(00年シドニー五輪で金メダル3個を獲得し)水泳で達成したいことを17歳で成し遂げた。
それから7年続けたが長く続けることは難しい」
-アテネ五輪平泳ぎ2冠の北島康介(日本コカ・コーラ)は五輪後に意欲の減退や
けがに苦しんだ。アドバイスは。
「誰もが有能な選手には大きな期待を掛けるが、大事なのは自分のためにやることだ。
意欲が落ちてもそれが自分なのだから。すべて順調、と振る舞ってもそうではないときもある。
今復調を目指しているのなら期待できる」
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インタビューに答えるイアン・ソープ氏
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